Tokyo24想像 その1



四月一日の妄想。

出来る限り具体的に、細部まで丹念にソウゾウしてゆく過程で、その世界は内に確かに広がる。




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Tokyo24 あらすじ。
空から降ってきた一枚の求人情報との出会いから、偶然なのか必然なのか、まったくの未経験にもかかわらずアイドルプロデューサーとなってしまった「プロデューサー」。

別人の名前と容姿、さらに従業員は自分だけのオンボロ事務所とマイペースなアイドル候補生を押しつけられ、右も左も分からないまま、プロデュース活動を開始する。






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「プロデューサー」が担当することになる区選アイドル、星井美希。
マイペースで、のんびり屋。
才能はありそうだがやる気はない。



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コミュニケーションを重ねることで、地域情報が収集できる他、プロデュースにおける思わぬヒントや、ステージで使用できる新しいアピールを獲得できることも。

ちなみに、活動期間の一年間は、規定により、東京都の外への移動は禁止されている。
また、活動は基本的に24区内限定となる。








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少し未来のステージ衣装は、「着るもの」だけでなく、「映すもの」も存在する。
都民からの一定以上の評価を得、WV(ウェアラブル・ヴィジョン)を手に入れれば、活動の幅が大きく広がる。

衣装は買う物ではなく、ダウンロードするもの、という概念が広がりつつある時代。
WV一着で様々な素材、衣装を表現できる。
DLC(ダウンロードコスチューム)の購入・使用が可能。

補助的に、衣装の周囲にホログラムで各種エフェクトを表示する機能も存在。

いつでも、どこでも、アイドルが歩くステージに!





次回はも少し詳細な内容について。




日常

大震災の前と後とで、日常の中にたくさんある「常識」が、いくつも大きく変化した。
それらは時間がたてば新たな「日常」となって、かつての「常識」は記憶から薄れて消えていくだろう。

そういう変化は、本当は、常日頃から起こっているものだけど、それが実感としてはっきり感じられることは滅多にない。

たとえば携帯電話。
すっかり生活に根付いてしまった現代からしてみれば、携帯通信機器なしでプライベートもビジネスも問題無く過ごせていた過去の常識は、すでに想像に難い。
(勿論未だに所持していない人もいる。個人レベルでは無いなら無いなりにやりようはあるもの。ただし、公衆電話が多数撤去されている現状ではやはり不便が多い)
「持っている」のが当たり前になったのは、一体いつ頃からだっただろうか。
少なくとも、ある一日を境に、というような、実感が伴う極端な変化ではなかった。


大きな変化も、その渦中にあると実感しづらいもの。
後になってからふと省みて、いつの間にか変わったなあと気付くのが常だ。


でも、この一ヶ月の間は、常識が変わるのが、見えた。
はっきりと目に見える変化がいくつもあった。

二ヶ月前の自分に、今の日本の新たな日常の話をしたとしても、現実だとは認識できないだろう。
それくらい急に、あっという間に、様々なことが変化した。
時代の変わり目を体感するというのは、こういう感じなのかもしれない。

もちろん、気付いていない変化も水面下でたくさんあり、今も進行しているだろう。
すでに日常の中に取り込まれた事柄もあるだろうし、反面、すでに過去に成り果てたものもあるはずだ。



そういう急な流れの中では、「ここ」での活動はどうにも進められなかった。
自分の場合は、アイマスを、美希を、現実に、日常に重ねていくことで想像力を刺激して、自分の中での彼女の現実感、存在感を高めていく、そういうやり方で動いてきたぶん、「日常そのもの」の大きな変化、そして重ねるには重く冷たいいくつもの現実を受けて、方向性を見失ってしまったのだ。



震災から一ヶ月以上が経ち、変化はだいぶん、緩やかになってきている。
手探りだけど、ともかく再び、動き始める。

(まずは、オフラインで一応進めていた、週毎、月毎の目標のまとめから)

3月のプロデュース 終了



計画

三月little



結果

・美希プロデュース
 エンディング未達成。さらに次月に持ち越し

・Web

 少し進行。

・3Dモデル
 未達。

・イラスト
 背景、動き、色塗りがテーマ。
 それなりの手応え。

・AEショートカット
 あまり身につかず。継続。
 
・漫画
 次月に持ち越し。

・楽曲作成
 簡単なものを一つ作り、早速動画に使用。

・動画作成
 十秒程度のアニメを一本作成。

達成度50%






震災前後で大きく意識が変わった。
いまさらここに語るまでもなく。
自分にとって大切なものが何か、それをどうしていきたいのかを深く考えたひと月。




【参考】
■1月の目標
■2月の目標
■3月の目標
■年間の目標


2011年4月

マンスリーのコピー

浜離宮恩賜公園の桜を見に行ったとき、家族で来ているらしい小さな子供が二人、しゃぼん玉を飛ばしていた。
空の青と、桜の木々を映して舞う、大小たくさんのしゃぼん玉の虹色。
その光景が鮮烈に目に焼き付いている。

美希とあのコも、あんなだったのかな、とか。
そんな空想、してみた。

4月のプロデュース 終了



計画

四月の目標設定完成little



結果

・美希プロデュース
 エンディング未達成。さらにさらに次月に持ち越し

・Web

 未達。

・3Dモデル
 未達。

・イラスト
 桜テーマの絵達成。
 塗りはしばらく、アニメっぽい、セル風塗りを練習。

・AEショートカット
 身につかず。継続。
 
・漫画
 さらに次月に持ち越し。

・楽曲作成
 さらに次月に持ち越し。

・動画作成
 次月に持ち越し。

達成度10%






中旬までろくに動けず。
下旬からようやく再始動。

丸一ヶ月ぶんの遅れは、五月以降で取り返す。




【参考】
■1月の目標
■2月の目標
■3月の目標
■年間の目標
■4月の目標


東京歩き 1:芝公園(港区)

  • Day:2011.04.27 22:13
  • Cat:東京
このカテゴリは、都内で撮った写真を貼り付けて適当に書き込む場所にする。
「物語」につなげていくためのきっかけ、覚え書きも兼ねて。
取材的に。



芝公園

■まずは、先日撮ってきた春の風景から。

東京駅から皇居、国会議事堂、日比谷公園と桜を見ながら歩き、芝公園へ。
東京タワーを背に咲き誇る桜を見るために。

花は満開。ただ、空が薄曇りだったのが残念。
曇りの日の桜は全体にのっぺりとぼけた色合いに見え、鮮やかさ、美しさが空気中に拡散する印象。
特に遠景で撮ったデジタル写真だと、その傾向がさらに顕著に出てくるように思う。


■今まで、芝公園は増上寺前の道路と区役所の間に伸びる、細長い公園だと思っていた。
でも調べてみると(地元の人には当たり前のことなんだろうけど)、北はみなと図書館、西は増上寺を含んで東京タワー前まで、南側はパークタワーホテルを含んで野球場までのかなり広い範囲が含まれていた。
そもそも芝公園は、増上寺の敷地だったため、地図で見ると寺を囲むような形で存在している。

南側には五世紀頃の前方後円墳「丸山古墳」と、小さな稲荷のお社があって、そのあたりには桜が多く、ブルーシートの花見客で賑わっていた。


■この日は日曜日だったので、人通りは多めで、賑やか。
花見の人や、ピクニックの家族連れや、震災前に比べると数は減っているだろうけど、それでも外国人観光客の姿も見えた。

また、今年の大河ドラマ江に合わせて、徳川の菩提寺である増上寺内では特設コーナーで観光案内の他、グッズなどを販売していた。

先日港区の観光協会のブログでアルバイトを募集していたけど、これのためだったのかな。
港区観光協会は、東京タワーの地下一階に所在している。

333mのタワーに地下があるっていう認識が、自分の中でいままで無かった。
「東京タワーの地下」って、なんだかちょっと怪しくて、かっこいい、秘密めいた響きな気がする。

ちなみに、大阪通天閣の地下には劇場(その名も「通天閣地下劇場」)が、京都タワーの地下には公衆浴場がある。


■西側の一部は国道一号線と、南側は環状線、東側は港区役所、東京メトロと接している。
 北側は小学校から高校までが建ち並ぶ。
 JR山の手線では浜松町駅が最寄り。


■公園の東部分(区役所の前あたり)の散策路は、結構大規模に改装工事が行われていた。
どんな風に完成するのか、楽しみ。


■ビジターとしては...
適度に木陰もあって、お昼ご飯やのんびり散歩、読書、あるいはお昼寝など気軽に立ち寄れて、身近にこうした環境があるのがうらやましい。
タワーを見上げて歩くのもいいけど(どうしても目立つから意識を向けてしまいがちだけど)、たまには地上を見回してみるのも面白いと思う。


■ちなみに先月の震災時に曲がった、東京タワーの最上部。まだ曲がっていた。
また、増上寺の門周辺には、「瓦落下に注意」の張り紙が目立つ。




□美希との活動についての想像。
仕事では映像関連のロケなどで。
売れない頃は気晴らしの散歩や、昼寝に利用。
カモの先生はここにはいない、かな。


Tokyo24 シーン50「転機」

「Tokyo24」本編、中盤あたりからの抜粋。
お台場ライブ終了後、東京タワーステージの直前。





……今は、転機だと思う。
美希にとってだけでなく、このプロジェクトにおける「アイドル」たち、そして「プロデューサー」たち全員にとっての。

現状に満足し、観光キャンペーンガールという枠の中で一年の活動を終えるのか、それとも、その先へ足を踏み出し、自ら道を切り開くのか。この時代の、エポックメーカーとなれるのか。


課の連中も、手応えを感じているはずだった。
活動開始当初は、ごく小規模なストリートライブひとつでさえ「仕事が増える」と許可を渋りがちだった彼らに、この事業への意義を、やりがいをもたらしのは、Tokyo24プロジェクトに対する、当初の予想を上回る反響である。
住民たちによる好評を受けて、というよりは、役所の上の連中からの期待度が増したためといった方が正確だろうが、士気の向上によって、プロジェクトが良い流れの中にあることは間違いない。

動くなら、今しかない。


公園の木々の上を突き抜けて空にそびえる、赤白二色の東京タワー。
電波塔としての役割を終えて久しく、建造物としての高度では都内三番目に下がりはしたが、未だに「東京」の風景として都民、そして日本人の心象にとって重要なランドマークである。※(劇中は近未来の設定)

次のステージに、この東京タワーを使う。
これが俺の、秘策だった。
街の記憶として、見た人の心に刻まれる光景を、ここに、創り出す。

美希とならそれが、出来る。
333メートルのタワーに呑まれないステージを、生み出せる。


最近やっと分かった。
ステージを重ねれば重ねるだけ、そしてその規模が大きくなればなるだけ、彼女の魅力は輝きは増す。
未だに物事に本気になれない本人の意識を置き去りにしてあふれ出る才能が、俺を駆り立てるのだ。
もしかしたら、このステージですら、「足りない」かもしれないが、今の俺の精一杯で、お膳立てをしてやりたい。
やらなきゃならない。
これが俺の、「仕事」だ。


大きく深呼吸をしてベンチから立ち上がる。
服装を整え、こぶしをにぎり、大股で、区役所の玄関をくぐった。





様々な好運が重なり、区経由で電波塔株式会社との交渉が成功。
このイベント以降、東京タワーのライトアップと連動したステージ(夜間限定)を行えるようになる。
これによって、様々な効果が発生する。

・タワーが見える野外会場での熱気上昇率、フォロワー上昇率がアップ。
・タワー連動アピール(1ステージにつき一回)が可能になる。
・港区に隣接する区まで、ステージの影響が拡大。
・プロデューサーのi(インフルエンス)レベルが上昇。
・コラボメイトに「のっぽん」追加。
 広報活動の他、バックダンサーとして協力を要請できる。





・この記事は色々とフィクションです。




以降つづく。
そのうち何らかの形でまとめよ。
映像で見たいな。


東京歩き 2:浜離宮(中央区)

  • Day:2011.04.28 01:26
  • Cat:東京
浜離宮
浜離宮恩賜庭園(はまりきゅう・おんしていえん)



■ずーっと、港区だと思ってた...
汐留からも浜松町あたりからも徒歩で数分の距離だし。
今回はじめて中央区だと知った。

北隣は築地の中央市場。
東側は隅田川の河口。
その向こうは東京湾花火大会の会場となる晴海埠頭。


■浜離宮の名前通り、「海水」を取り入れた庭園。


■今回のメインは、菜の花畑。
汐留のビル群を背に咲き誇る黄色のじゅうたんが見たくて。

だいぶアブラムシに食べられてしまっていたのが残念。
三月が旬らしい。
それでも綺麗だった。
菜の花の強烈な香りが漂っていて、ちょっとくらくらするほど。

また、桜はちょうど、満開だった。


■浜離宮は初めて訪れたけど、想像以上に広かった。
地図で見るよりも、体感面積はずっと大きい。
単に公園というより、江戸時代の趣を遺したテーマパークという印象。
水分を持参し、しっかり腹ごしらえしておかないと、飲食物を買える場所がひろーい園内に一カ所しかないので、後で後悔するはめになる。


■鴨猟用に作られた池、海水を取り入れて干満の変化を楽しむ池、橋のかかる小島、その小島の御茶屋。
和菓子付き抹茶が500円でいただける。
江戸時代に植えられた都内最大の黒松、ぼたん園、季節の花畑、桜。
水上バスも庭園内から発着。

見所多数。
天気がよかったなら、目的なく、ベンチや小丘に腰を下ろしてぽけっと過ごすのも至上の幸せ。
実際、そういう人をけっこう見かけた。
年間パスを持ってるんだろうな。



★美希について想像する。
オフのときにのんびり過ごすのにいい場所。
仕事ならば、季節の花をモチーフに写真集の撮影などで。

美希本人は好きそうな場所だけど、友だちとは来られないだろうなと思う。
(お堀の鴨の先生と同じように)


Tokyo24的には、ここで美希のライブ見たいなーと。
広い視界と背後にそびえるビル群。
花と潮の香り。
ロケーションは抜群。
一面オレンジ色の夕暮れどきなんかはすごく印象的なステージになりそう。

普通じゃライブ許可なんて下りないだろうけど、Tokyo24は設定的に、「観光」という文化が廃れつつある時代に、地域の観光を地元の少年少女が紹介し盛り上げる、行政主導のキャンペーン、というものなので、何とかなるんだろう。
ただ、ライブとは言っても、あんまりハイテンポで賑やかなのは、この場所のイメージに合わないから、それ相応のテーマで。


この日も、庭園の一角で大道芸の人がジャグリングしていて、かなり盛り上がっていた。
大規模でなくても、ああいう小さくても密度の濃いパフォーマンスも、いいなー。