ニコニコプレミアム

ニコニコに毎月500円払っている。
年間6000円。五年間で30000円

放置していたら、これがどんどん嵩んでいく。
2007年頃のニコ動は、一年先すらないものと噂されていたのに、
仮にこのまま安定して、ニコニコが二十年続いたら、
10万円を超える額をニコニコに支払うことになってしまう。※ 
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動画保存だけで言うと、一般ユーザーに戻っても、
すでに投稿した分についてはそのまま残るわけだし、
今の状態は、正直勿体ない気がする。

動画を作るなり、友人に譲るなり、
ニコニコアカウントに関してはちょっと改めて、考えてみようと思う。

また、無料とは言え、以前各地に作ったブログやSNSのアカウントが、
何年も放置されたままだけど、あれも何とかしたいとは思う。
しかしパスワードとかIDすら分からないものがいくつもあって、
もてあましている。

このブログに関しては…どうしよう。
なんかうまく使えればなあとは思うんだけど…考え中。

※プレミアムアカウント2つ持ってたこともあったり、ポイント買ったこともあったので実際はそれ以上
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これまでとこれから。

■夏の絵

mizuカット

夏一瞬でおわった。



■やよい動画(進行度15%)

年、Cドライブが昇天した際、AEのプロジェクトデータも飛んでいったので、
一からやり直しな、やよいのremembrance(仮)。
やよいとやよい担当Pの物語なのだが、
一アイドルに一プロデューサーという図式は、最早ガラパゴスなのだろうか。
ここで唐突に、コミュなどに使っているWorldEndという言葉の意味が生きてくるという、
数年ごし、まさかの伏線回収。ごまえ。

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やよい担当Pの闇は深い。


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伊織担当Pは平和。



■原作コミュをストーリー仕立てにまとめたMAD動画の作り方
 (自分の場合:暫定版)


ばらく作らないと自分の動画の作り方すら忘れるので、備忘録として。

0:まず、動画の方向性を決める。この時点では漠然とでいい。これを仮のテーマにする。
  「この動画はこのアイドルの、こういうところを伝えたい」という何かがあればOK。
1:メモ帳を用意して、コミュを順番に見ていく。※1
2:0のテーマと照らし合わせながら、動画に使いたいものをメモしていく。
  「このセリフ良い」「ここの声がすごい」「この表情使いたい」
  「このコミュはあのコミュとリンクしてる」など片っ端から。
3:進めていくうちに、0のイメージが覆ったり、より深みを増していくことがある。※2
  その場合は0’、0’’という具合に、適宜、動画テーマを更新する。
4:動画ソフトに、2の情報をとりあえず全部突っ込む。
5:3で出来たテーマに合わせて、4を取捨選択したり、
  順番を並べ替えたり、音楽と合わせたりする
6:映像、ボイス、テキストなどで肉付けしていく
7:いつの間にか完成


以上、非常に行き当たりばったりな制作方法。
動画の骨格は5まででだいたいできあがっている。
一番時間がかかるのは6だと思う。
ここにどれだけ力を注ぐかで動画の見栄えが大きく変わる。
が、安易に自分の技量を超えた演出…
一枚絵やアニメーションを入れたいなんて考え始めると、
脳内の完成予想図だけが先走ってものすごいことになり、
現実が追いつかないままエターなる、なんてありがちなことに。


一方で、動画を作るため、ひいてはそのアイドルをより知りたい、
と集中しながらコミュを見ることで、
何も考えずぼんやり見ているだけでは得られない気づきに期待でき、
自然とそのアイドルの存在が厚みを増していく感覚は、僥倖である。

その繰り返しで、作り手の中にも、
それまで「普通」とか「ツンデレ」とか「ゆとり」のような属性や、
単純イメージで記号として語れていたアイドルのことを、
一言で表現できなくなっているというような変化が起こる、かもしれない。

また動画的に見たときに、だいたい3の課程まで経たあたりで、
そのストーリーMADには独自性の萌芽が見られるはず。
見る情報の種類や受け取り方、消化(昇華)の仕方、
選び方など人によって違うので、この段階で、
他とはどこか違う自分だけのアイドル物語が、産声を上げている。

※1:コミュに関しては、バッドやノーマルなど選択肢を複数見ることで、
   よりアイドルの本質に迫れることも多いので、ここでどれだけ丹念に、
   集中してアイドルを見ることができるかがポイント
※2:例えば、雪歩が焼き肉好きなのに驚いたり 「スタミナ補給と言えば焼き肉ですよ!(昼間から)」、
   やよいが弟のおしりを叩いてるのに驚いたり 「言うこときかないとおしりペン!」である。
   こういう意外性は一度気づくと、他のコミュにもその片鱗が見え隠れしたりして面白い。



この作り方の利点はまず、
行程が進むほど対象(アイドル)への理解も深まっていくということ。
(完成しなくても、得る物は大きいと言える)

それからもうひとつ、アイマスコミュのように、細かなエピソードが散らばっていて、
一貫したストーリーが見いだしにくい(無いのではなく把握しにくい)作品や、
ストーリーが長く細かなエピソードを忘れがちな作品で、
テーマ毎に絞って「まとめる」事で、
ストーリーの流れを感じることができるようになるということだと思う。

アイマス動画以外でも、少し手順を調整すれば色々なMADを作る時に応用できる。
去年、長編アニメのMADを一本作ってみた。




■趣味で作った動画(2013年)


の動画を作った背景は、まとめるとこんな感じ。

プリティーリズムは
「歌・ダンス・ファッション・スケート・ジャンプ(決め技・魅せ技)」が
ミックスした、スポーツ系パフォーマンス
「プリズムショー」で競い合う女の子たちの物語。

2011年、まだ多少は、アイマス動画製作への熱意が残っていた頃
ステージの参考になるかなーと思って見始めたのがきっかけで、見続けていた。
※このアニメのステージシーンはCGで、第一話の頃は「アイマスのパクリ」「カクカクw」
「MMD以下」「MMD使えよ」みたいな揶揄するコメントがよく流れていたが、その後の進化はすごかった



時は流れ、2013年、シリーズ第三期も中盤に差し掛かった頃で、
ラスボス格の少女がお披露目ショーで
「オーロラライジング」というジャンプを飛んだことで、
一期からシリーズを知る視聴者たちの間で大騒ぎが起きた。

「オーロラライジング」は、それを成功させるために、
記憶を失ったり家族や恋人を捨てたり婚期が遅れたり
とにかく悲惨なエピソードがつきまとう、伝説のジャンプ。
一期の主人公たちは紆余曲折の末、最終回間際でようやく到達した。

それを三期のラスボス少女があっさりと、他のジャンプとの繋ぎで飛んだので、
視聴者は、その存在の特異さに改めて圧倒されたのである。
彼女こそ歴代最強の存在ではないかと言う評も少なくなかった。

「シリーズ最強技・オーロラライジングを繋ぎに飛ぶ=これまでの主人公を超えた」
「オーロラライジングとは何だったのか」


というようなコメントが、ニコ動に上がっている公式動画でも流れた。
演出的には成功だったと思うが、もやもやも残った。
端的に言うと、オーロラライジングには段階があって、
その時つなぎで使われたオーロラライジングは、
一期の時点でも「未完」とされるレベルだったからだ。

あの技のすごさを忘れてる、
あるいは知らない人がいるのは勿体ない。



とまあそういう心境で、検証的な動画をストーリー仕立てで作ってみた。
そんな流れで出来たのでこれは
オーロラライジングの魅力」をテーマにしたMAD動画ということになる。

おおむね、今回書いた手順で作成した。
基本的には切り貼りのみなので、高い技術は必要ない。
制作期間は二週間くらい。大半は素材集め。

このときは、数年ぶりにAEで動画作ったわけで、思い出すのが大変だった。
AEの使い方も、動画の作り方も。
良いリハビリになったと思う。
アイマス動画だと相当気合い入れて自分が納得できるものを!って感じで、
作るのにハードルが高いけど、これは気楽に楽しんで作れた。

whoの活動的には本筋から逸れる、あくまで趣味というか実験作。




■今年の動画
、細々とアイマス動画を作ってはいる。
時間を見つけながらなので、今年中に出来るかどうかは不透明。



今回は以上。

懐古回

久しぶりに古い動画をまとめて見たくなって。
そういうときはこのメドレー。





まさに青春の動画。
これは再生数多いPV系メインだけど、本当に色んな動画が毎日上がってた。
そのカオスさや、投稿者たちの技術のすごさ、熱意などに夢中になって、
アイマスMADには無限の可能性があると本気で思ってた当時。
確か、この頃から自分もアイマス動画ちゅくって見たいとか思い始めた記憶がある。
懐かしいの見ちゃうと動画作りたくてうずうずしちゃいます。

アイドルマスタータグ「投稿日が古い順」で検索すると、
ニコニコの投稿サービス初日の3月6日にアップされた動画内容の濃さに驚く。
後の大ヒット動画、有名作がいくつもある。(360版アイマス発売は2007年1月25日)
※それ以前のニコニコは、YoutubeやAmebaなど外部サイトにアップした動画をコメント付きで見るサービスだった

まだ、3DCGの踊る女の子達見るだけでも目新しく面白かった時代。
その中でも360版アイマスモデルは、当時としてずば抜けた表現力(表情も動きも)で、
まだニコニコの画質は悪かったものの、それでもものすごく輝いていて、
いくら見ていてもぜんぜん飽きなかった。

この画質でそれだから、実機を買って、HD画質でアイマス初体験したとき、
PCディスプレイより大きなテレビ画面に映し出された、
なめらかに動く超美麗の美希を見たときの感動は忘れられない。

さすがにあれから7年たってるから、今はもっとものすごく進化してるのかもしれない。
貴音がいるリメイク版無印は出ないのかね。

以上懐古。





次回の記事は、美希とおにぎりとサンドイッチの話。
美希がサンドイッチを否定する驚きの理由とは。

「俺の見ているおにぎりと、美希の見ているおにぎりは、
果たして同じものなのだろうか」



美希とオニギリと逆転クオリア(前編)

あなたはパン派?それともオニギリ波?

ぼく、美希派!


ずこちらの大変かわいい一枚からご覧いただきたい。

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れは、デビューから少したった頃、「ある日の風景2」のワンシーンだ。
「ある日の風景」は仕事の合間やオフのひとときに交わされる、
そのアイドルの内面や過去をよく知る上で、とても重要なコミュニケーションである。

このコミュでは、現在では星井美希の代名詞となった好物、
「ミキはオニギリが一番好き」
と、その理由が本人より語られる。

実は、アイドルマスター360においては、
美希がオニギリについて語る、あるいは食すシーンはごくわずか。
というかほぼこのコミュだけで、あとはメールで取り上げられるくらい。
また、お米つながりか、正月にはおもちが好物、という会話もある。
(補足しておくと、オニギリキャラ付けは発売後、かなり早い段階からあった。
 これは美希の声優の方の好物というのが要因のようだが、
 発売して間もなく始まったDLC販促公式ラジオ「ショッピングマスター」ではもう、
 オニギリーオニギリーと連呼する星井美希が確認できる)


好きなものも嫌いなものも偏っていて、
キャラメルマキアート、イチゴババロア、ケーキ、チョココロネ、おしるこなど、
甘い物全般や、ポテトチップスを始めとするお菓子類が好物
反面辛い物は大嫌いで、激辛カレーなどは口をつけることもできないし、
生の魚介類も苦手。カニミソなどもっての他だ。

また、アンキモや鶏皮などの火を通した珍味類は、
とりあえず「食べられる」程度
である。
牛丼屋は連れてくと結構喜ぶ。(味というより物珍しさからだが)
親子丼も好物なので、おにぎりと同じく米食のエース、丼類はお気に入りと思われる。
ラーメンは猫舌なので、冷ましてから食べる。たいてい麺はのびている。

他、意外なところではたまにノンシュガーのミルクコーヒーを飲んだり、
ベーコンレタス、(酸っぱくない)100%オレンジジュースなども好む。



て、そんな美希だが、中学校での昼食はパンが中心
アイドルプロデュースも終盤に差し掛かる、「ある日の風景6」において、
「昼食は弁当持参か」と訪ねるプロデューサーに対し、彼女はこんな風に語っている。

「男子たちが学食でパン買って持ってきてくれるの」(お金はちゃんと美希が払っている)

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択肢は「激辛カレーパン」「チョココロネ」「サンドイッチ」のみっつ。
先述のように辛いものはタブー、甘いものは好物という嗜好から、
正解は「チョココロネ」であるのだが、ではサンドイッチはどうだろう?

米食の代表的ファーストフードといえば、美希の大好きなオニギリ。
一方、パン食の代表的ファーストフードはサンドイッチである。
双方とも、好きな具を中に入れる(間に挟む)、
手軽に食べることができるなど共通点が多く、
日常の食事において、立ち位置の近しい存在と言えよう。

「おいしいし、ハシ持たなくて食べられるしっ」
オニギリ大好きな美希にとって、
サンドイッチもまさに「おいしいし、ハシ持たなくて食べられる」理想の食事ではないか。
オニギリほどでなくとも好物だろうと考えるのは、当然の思考の流れだろう。

そこで美希に、サンドイッチは大好きか、と訊いてみる。






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好き嫌い以前に食べられない……?!
サンドイッチが……こわい……だと……


どういうことなんだ?!

一体なにが……

美希とサンドイッチの間に、
過去に一体何が、あったっていうんだ……ッ?!









風雲急を告げるサンドイッチ問題。
はたして真相は???

次回へつづく

美希とオニギリと逆転クオリア(後編)

前回からのつづき>

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井美希と過ごす「ある日の風景6」
昼食にいつもミキが食べている大好きなパンを当ててみるように言われ、
オニギリが好きならこれかな…と考え、サンドイッチと答えたところ、
驚きの回答が返ってきた。

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き嫌いのレベルじゃなく、こわくて食べられない。
これはちょっと、尋常ではない。
決してパン嫌いな美希ではない、むしろ甘い菓子パンは大好きなのだ。
サンドイッチと言えば卵やBLT、ツナマヨなどがメジャーだが、
生クリームを使った、ケーキ系サンドイッチだってある。

美希「サンドイッチこわいの、見るだけでこわいって思うな」
P「ぐへへ、そんなにこわいならいっぱい買ってきてやる」
美希「こわいよー、こわすぎるから、食べるしかないって感じ!」
P「くぅっ、買いすぎて財布が軽く…おい美希、本当にサンドイッチこわいのか」
美希「こわいよ、あ、でも今はキャラメルマキアートの方がこわいの!今すぐこわい!」



という落語オチでもないようだ。
一体彼女とサンドイッチの間に、過去、何があったというのだろう。

美希の表情は実に深刻そうである。
サンドイッチについては語るのもはばかられる、そう言いたげな暗い面持ちだったが、
彼女はそのまま言葉を続けた。


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うん、え?

え?

味とか食感とかじゃなく……
キライな具が入っていると嫌だから、こわい
あれ、星井美希さん、あなたの好物って、

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すよね。



……いやまて。
まずは落ち着いて、情報を整理してみよう。

「星井美希はオニギリが好物である。
 おいしい上にハシを使わずに食べられる手軽さがお気に入り。
 具はサケや梅等は好きで、カニミソなど生っぽいものはキライ」

「星井美希はサンドイッチがこわい。
 こわい理由は、嫌いな具が入っていたら嫌だからである」



筆者の脳内で、オニギリとサンドイッチが飛び交う。


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何がおかしいのか。
賢明なる読者諸兄姉はすでにお気づきかもしれないが、
あらためて、オニギリ、サンドイッチがどういったものか確認してみよう。



■オニギリ(写真素材:「写真AC」)
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炊いた米を成形したもの。形は三角や俵型、球状など様々で、
中に具を入れたり、ご飯に薬味を混ぜたり、外側を海苔等で覆ったり、
胡麻をまぶしたりとアレンジの幅が大きい。生の具との相性はあまりよくない。
具が何か、一目で分からない。


■サンドイッチ(写真素材:「Photo Chips」)
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二枚のパンの間に様々な具を挟んだもの。
具の可能性は幅広く、生野菜や甘い物との相性も良い。
世界各地に様々な形状、特色のサンドイッチが存在する。
具が何か、一目で分かる。



「おいしくて手軽でハシを使わず食べられ、
 そして一目で中身が分かるので、こわくないファーストフード」


このなぞなぞから、導き出される答えはなんだろうか。
間違っても「オニギリ」という答えは出ないだろう。

米粒と海苔のダブルコートで具を完全に隠されたオニギリは、
「一目で中身が分かる」という条件から外れてしまう
からだ。

そうである、嫌いな具が入っていたら嫌だから、こわい、
こわいから食べられないというのであれば、
具が外から見て取れるサンドイッチよりも、
米粒の中に押し込まれていて食べるまで中身の分からない、
オニギリの方こそ忌避すべき
なはずだ。
(というか、あんパンやジャムパン、クリームパンをはじめとする、
 あらゆる菓子パンもこわいということになってしまう)

どのオニギリにどんな具が入っているかを、
あらかじめ知っているからオニギリを食べられるんじゃないかと言う意見もあるだろうが、
それを言うなら普通、サンドイッチも具の内容は事前に知ることができる。
というか、見て分かる。

けれども、美希はキライなものが入っていたら嫌だからこわいと言う。
つまり、理由は分からないが、美希はサンドイッチの具に関しては、
事前にそこに使われている食材を把握できないということになる。

一方、オニギリは大好きということは、
美希にはその中身が食べる前から分かるということになる。
嗅覚や持ったときの弾力、重さ、あるいはおにぎり成形時に米粒にかすかに付着した、
具の成分等の情報をその超人的感性で瞬時に走査
し、
その結果事前に中身を察知している……とでも言うのだろうか?

まさかそんな。しかしUFOに妖精、サンタに変態、宇宙人何でも有りなのがアイマス世界…
絶対に無いとも言い切れない、か?


るいは……たとえば筆者はマヨネーズやチーズが苦手である。
チーズにマヨネーズをかけて食えと言われたら、とてもこわい。

しかし、お好み焼きにはマヨネーズが無いと物足りないし、
ポテトサラダはマヨネーズ有りの方が美味しいと思う。
チーズも、チーズそのものを食べるのは苦手だが、
チーズたっぷりのピザやドリア、パスタなども、
チーズケーキその他もろもろ料理や菓子に使われているクリームチーズも好物だ。
どちらもたぶん、単品時の食感や匂いが苦手なのだと思う。

これと同様に、美希も、オニギリというあの特有の空間の中にあれば、
たとえキライな具でも受け入れて食せる、ということなのではないか。
だから、こわくないと。

……でもカニミソ入りは嫌がってたな。




しかして根本から違うのか?
我々(誰だよ)は大きな思い違いをしていたのかもしれない。
星井美希の認識するオニギリと我々の知るオニギリは、別の何かなのではないだろうか。

たとえば、美希の言うオニギリというのはサンドイッチのことであり、
サンドイッチこそオニギリと認識している、という可能性は考えられないだろうか。

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作オニギリの具に何を入れるか、美希が考えた案。
どれも、どちらかといえばおにぎりよりサンドイッチにふさわしい具材ばかりではないか!
イチゴババロアサンドにチョコパフェサンド。これは売れる!ナウなヤングにバカウケだ!

あ、いや、親子丼は……アレか。



それに、どちらにせよこの可能性は薄い。
オニギリの話題では好みの具にほぐしたサケを挙げている。
サンドイッチにほぐしたサケをはさむというのは一般的ではないだろう。

それに昼食に食べているのはパンであり、好きなパンを当てる選択肢において、
唐突に(サンドイッチという名の)オニギリの話題が出てくるのはあまりに不自然である。

そもそも、「ある日の風景2」において、
プロデューサー自身がその目で、美希の「オニギリ」を確認している。
形大きさばらばらの、フリーダムな美希のお母さん謹製の逸品。
それは不揃いだったとは言え、確かに、誰もが知るオニギリだったのである。

※「オニギリの形をそろえるのは面倒くさい」「サケの身をほぐすのも面倒くさい」「というか全部がテキトー」
「ママの宝石無くしたの?美希、えらいっ!」のんびり美希がもっとのんびり大人になったような人である。地方公務員。
パパは国家公務員で今でもバレンタインにチョコが溢れるほどモテるらしいが、ママの容姿は不明。



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れらの情報から、オニギリとサンドイッチという言葉と内容が、
美希の中でひっくり返っているということはなさそうではある。

しかし……ゲームシステム上、実際に映像として表示されたわけではない。
すべては「プロデューサーの主観、彼に見えた世界」
それが文字によって、二次情報として語られているに過ぎない。



「もし、プロデューサーの認識もまた、我々とズレていたら?」


美希の言うオニギリが我々の言うサンドイッチで、
チョココロネキュウリ巻きということもあり得る。
プロデューサーの思う激辛カレーパンが我々のいなり寿司だったり…
ごはん小麦粒子だったり、「こんばんは」「おはよう」だったり…
プロデューサーがただのゲームのファンだったり。

そもそも美希の「辛い」が我々の「甘い」「甘い」が我々の「辛い」だと言う可能性も…


いや、我々ではくくれない、私とあなたにも感覚の溝はあるに違いない。

私に見えている美希と、あなたに見えている美希は、同じ美希ではない。
全くの別物かもしれない。
けれども、同じ美希として語ることはできるのだ。



仮にもし私たちの器官の構成の違いで同じ対象がいろいろな人の心に違う観念を同時に産むように定められたとしても、たとえばオニギリが一人の人間の心にその目によって産んだ観念は、サンドイッチが他の人間の心に産んだのと同じだったり、その逆だったりだとしても、私たちの単純観念に虚偽のそしりはあびせられないだろう。なぜなら、一人の人間の心が他の人間の身体の中へ入って、そうした器官がどんな現象態を産むか、これは知覚できないから、この〔人々が違う観念を産む〕点を知ることはけっしてできず、したがって、これによって観念も名まえも混同されることはまったくなかったろうし、どちらにもなんの虚偽もなかっただろう。というのは、およそオニギリの組織をもつ事物はすべてその一人の人間の「米のファーストフード」と言う観念を恒常的に産むし、サンドイッチの組織をもつ事物はすべてその一人の人間の「パンのファーストフード」という観念を恒常的に産むから、それら〔オニギリとサンドイッチ〕の現象態がその人の心でどうであっても〔たとえ他の人たちと違っても、〕その人はそれらの現象態によって〔オニギリとサンドイッチという〕事物を自分に役だつように規則正しく区別でき、米とパンという名まえで表示される区別を理解できたり意味表示できたりするのであって、その点は、その人の心にあるそれら二つの花から受けた現象態ないし観念が他の人たちの心の観念と性格に同じだとしたときと、かわりなかったろう。〔もっとも、〕そうはいうものの、私は、ある対象が違う人々の心に産む可感的観念はごく近くて識別できないほど似よっているのがもっとも普通だと、たいへん考えがちである。この説には理由をたくさん呈示できようと私は思う。が、これは私の当面の務めの外にあるから、そうした理由で読者を煩わさないだろう。ただ読者の留意を促すが、かりにもし〔同じ対象の観念が違う人で違うという〕反対の想定を証明できたとしても、私たちの真知の進歩にも人生の便益にもほとんど役だたず、したがって、これを検討する労を取るには及ばないのである。

— ジョン・ロック 『人間知性論』(1690年) 第2巻32章15 「たとえある人間のオニギリの観念が他の人間の観念と違っても〔偽ではない〕」




美希とは…
星井美希とは一体なんなんだ?

それを一生かけて解き明かすのが筆者の使命である。












■結論
結びに、一番自然でシナリオと矛盾が生じない、筆者の仮説を挙げておく。
実は、「激辛カレーパン」という選択肢があったのが伏線だったとする考え方である。

オニギリになくてサンドイッチにはあるもの。
そして激辛カレーパン=辛いモノは食べられない。
食べる前には入っているかどうか分からない。


以上のヒントから導き出される答え、それは。
「嫌いなモノ=マスタード」
ではないだろうか。
マスタードに限らず、アクセントをつけるための香辛料や辛味調味料など、
サンドイッチはオニギリに比べて「辛いモノ」が使われるケースが多い。

美希自身は「嫌いなが入ってたら嫌」と言っているが、
これは、マスタードを「薬味」として認識していない可能性が高い。
「サンドイッチの中の辛い何か」としか理解していないのではないだろうか。
嘘のような話だが、首都圏の現代中学生にも関わらず、
Suica(電子マネー)すら知らないのが、デビュー当時の星井美希である。

辛いモノはめっぽう嫌いな美希が何も知らずに食べたサンドイッチ。
口に入れた瞬間、舌から脳天に突き抜ける鮮烈な辛さ。
これは確かに「こわい」と表現するに至っても不思議ではない体験ではないだろうか。
つまり大量のワサビ入りオニギリを美希に食べさせれば……後は分かるな?

以上の思考のヒントは近所のスーパーや回転寿司のお寿司である。
今ではどこも、サビ抜きで出てくるようになってしまった。
それだけ辛いモノを忌避する層が存在するということだ。
(昔はわさび入りが普通で、わさび抜きはオプションだった)

ワサビにしろマスタードにしろ、それらが使用された背景には、
その辛味成分による殺菌作用で保存性を高める理由も大きかったと思われるので、
現代では役目の半分を終えたということかもしれない。








<補足>
タ視点に立てば、当時まだ美希の「オニギリ」好きという設定が、
定まっていなかった故に起きた矛盾と言うことも考えられる。
中身の見えないおにぎりが大好きという前提さえ無ければ、
「サンドイッチはパンに隠れて具がわかりづらい」というニュアンスで捉えられるし、
それほど引っかかる描写ではなくなるだろう。

そんなことがあり得るのかと言えばあり得る。
というか、アイマスにはアーケード時代からその手の矛盾はつきものである。

もちろん、特に重要な要素だったり、
全体の大きな流れに関しては、破綻がないよう、まとめられている。
ただ、細部に関しては割とアバウトな部分も散見される。

コミュの数(選択肢とその結果も含めた展開)が把握しきれないほど膨大なこと、
一人のアイドルのストーリーを複数のライターが担当している場合があることなど、
設定の齟齬が生じてしまう理由はいくつも考えられるが……

例えば、美希の肩こり
肩は凝ったことがないと言った帰りに肩が凝ったと言い出す。
雪歩のお茶
先週は熱い煎茶が好きだと言ったのに、今日は煎茶より甘いお茶が好きだと言う。
極めつけは、あずさの「プロデューサーさんは年下」発言
当初はあずさの年齢設定が20代半ばだったための名残らしい。
そんな名残残しちゃ駄目だろという感想は、多くのPが持ったはずである。

美希の肩こりや雪歩のお茶に関しては、脳内で理由を補完できるが…
あずさの件に関しては補完しづらい。というか補完は地雷だろう。
Pが未成年の19歳とするか、でなければ……という。

筆者の中では、あずさ担当Pだけ、未成年の19歳である。
また、この件を根拠のひとつとして、筆者は、
Pは複数(アイドルそれぞれに)いるという説を支持するものである。




※以下は筆者の専門外なので全体的に要検証。
美希=オニギリキャラの図式が確定的になったのは、筆者の記憶が正しければ、
(声優名義での出演…アイドルマスター レディオ 第44回突撃インタビューを経ての)
360版アイドルマスターのDLC販促用ウェブラジオ「ショッピングマスター」からと思われる。

このラジオは春香、亜美真美、美希、それぞれがキャラとして出演しており、
とてもノリが良く、アドリブや漫才、当時のニコニコ動画ネタなども散見された。
キャラを演じつつも声優の中身も出していく自由なスタイルだったので、
オニギリ大好きの美希の声優、長谷川さんからことある毎に、
(脚本、アドリブ両方で)「オニギリ!」という言葉が飛び出し、これがファンに好評で、
その後CDやラジオ、ライブなどでも、長谷川さん、そして美希の定番ネタになった。(要検証)

二次創作などをみると、2007年の初夏頃には「美希はオニギリ好き」が定着している。
後に、SPにおいてゲーム内で採用されたことで、キャラ付けとして完全に確定した。(要検証)

同様の(声優さん個性や持ちネタ→キャラへの設定逆輸入)事例として、「あずささんは歌うまい」や「黒春香」があるが、
これらは二次創作やラジオはともかく、ゲーム(キャラ設定)においてはオニギリほどには影響しなかった。
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