美希とプロデューサー

  • Day:2010.11.05 00:36
  • Cat:総合
美希とプロデューサーについて

Whoの最終目標であり、根幹・原動力でもある、活動そのものの普遍的テーマはたったひとつ。
「美希と美希担当プロデューサーの縁結び」である。

ここで言う美希担当プロデューサーというのは、ゲーム内に登場する「ミキのプロデューサー」というキャラクターのこと。
わざわざ縁を結ぶまでもなくその絆はすでに堅固に確立されているという意見もあるだろうが、まだまだ全然足りないのだ、筆者的には。


かつて、筆者が「who」から「hsc」に動画作者としての名義を変えた理由は、whoが「P」に近づきすぎてしまったためだった。
ある時期には、動画制作者である自分と、動画に登場するwhoPに区分が無かったように思う。
無論、この時期が筆者の中に、美希への確固たる思い入れを溢れんばかりに育てたのは確かである。


しかし、「美希はPと結ばれなくてはいけないのだ。それこそが美希が世界を繰り返して辿りついた真理であり、彼女自身が選んだ最高の幸福であり、何よりもアイドル・星井美希が全身全霊をかけて活動にかけ、その真価を余すことなく発揮するためのパートナーの獲得という絶対条件に結するのである」と机を叩き唾をまき散らして論を張っても、そのPを自分と想定していては、「色々理由をつけて美希とラブラブになりたいだけだろうお前」という一言で論理は瓦解し、水泡に帰してしまうのである。

だからこそPから離れた視点が必要になり、hscという名義でremembranceという回想譚(未完)を書いたのだ。



て、ここで一旦、プレイヤーから離れた、「美希のプロデューサー」というキャラクターの心情に視点を寄せてみよう。

大人と子ども、社会人と中学生(高校生)、プロデューサーとアイドル、保護者と被保護者の関係。そして、職場の同僚(パートナー)。恋人。
それがゲーム内における、最終的な二人の関係性である。

物語の中でどれだけ美希が幸福そうにしていたとしても、「自分と恋愛関係になることが本当に彼女のためになるのか」「生涯のパートナーとして自分が本当にふさわしいのか」という疑問は、前者は彼女を愛し大切に感じるほど、そして後者は彼女が成長するほどに深まるジレンマである。

彼女を世界一評価するPなればこそ、その隣に立つのが自分であることに不安と疑問を抱くだろう。
しかし、彼女自身は彼を、

「自らが雑事に心煩わせることなく最大限の力を集中して発揮するために必要な、公私共にマネージメントを任せられる、全幅の信頼のおける理解者」

=最高のパートナー(恋人であると以前に、唯一無二の仕事上の相棒)として最高に評価しているのだ。



美希の想いはゲームのラストでプロデューサーに届き、ベストエンドにおいてPは「ずっと美希のそばにい続ける」という約束を結ぶ。
そして、その後に届く社長のメールにおいて、二年後に至るまで彼が美希一人だけをプロデュースし続けていたことが明かされる。



かく恋愛物語と認識されがちの美希の裏ルート、通称・覚醒ストーリーだが、実は、「アイドルとプロデューサー」という関係における、ひとつの完成形に踏み込んだシナリオとも言える。

なぜなら美希のこのルートは最後まで、アイドルとプロデューサー、という関係ありきの物語なのである。
芸能界を引退して普通の家庭を築くという選択肢は一切無い。
関係を変えながら、お互いがそれぞれのステージで高見を目指すというものでもない。

あくまでも、生涯一緒に芸能活動を続けるという前提で求め合い、形作られた関係、つまり、
「運命の仕事仲間として出会ったアイドルとプロデューサー」を体現したものである。



表(ビジュアルスター)のルートで美希が願いつつも最終的に手に入れることができなかった唯一のものが、「終わらないプロデュース」であることからも、「覚醒」美希の物語のテーマが、「アイドルとプロデューサーの関係のひとつの答え」であることは明らかだろう。

裏(覚醒)ルートは、表ルートのように、究極のアイドルを目指すストーリーではない。
アイドルとPがそれぞれの能力を認め、芸能人生を添い遂げる覚悟を決め、一人と一人の夢が、『二人の夢』に収束するストーリーなのだ。


ラストのメールで美希は、「ハニーは、ミキのたった一人のアイドル」と語る。
トップアイドルにとっての特別なアイドル。
つまりこの瞬間、プロデューサーは「アイドルのマスター」ではなく、本当に「アイドルマスター」となるのである。






わかりいただけただろうか。

「筆者がPだから美希とPが結ばれるべき」なのではなく、「Pと美希の関係性やお互いの成長の日々や不器用に重ねていく思いの数々や最終的な絆の深さ」に感情移入して、たまらなくあのコンビが好きになったから、筆者は彼と彼女を応援したいのだ。
 ひたすらソロプロデュースを繰り返した自分にとっては、アイマスとは、「アイドルとPのコンビによるサクセスストーリー」なのである。(これは、あくまでも筆者の場合)

とにかく、美希の真価を発揮するためにPの能力は不可欠であり、Pの能力を開花しきるにも、星井美希と言うパートナーが必要である。
だから、二人は結ばれなくてはいけない。




ゃあ、と。
プレイヤーとそこまで乖離させてまでPを持ち上げるんだな、美希のために最高のプロデュース資質を持つPに祭り上げるんだな、お前はPじゃないんだな、つまり美希が星井くないということだな、と問われれば、もちろん、やっぱり私はPです美希が星井ですと答えます。

それがモチベーション維持の最大要因であることに異論はない。
であればこそ、こんなブログ運営を、プロデュースなどとのたまっていられるわけだ。


え、矛盾?
長々と語って最後にそれかって?

いいのだ、そこはアバウトで。

○か×かの問題じゃない。
本末を転倒させてはならない、とにかく言いたいのは、それ。


そこらへんのあれこれを曖昧にするために、今度はWorldEndProduceなどという名義を立ち上げたのである。
whoだのhscだのWEPだの、いい加減名義増やしすぎだろうという感じだが、そのおかげで作者とPのイメージが剥離するはずだ。




細かい機微は、自分だけの心の世界で把握しておけばいいのだから。
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