MEMORY -The FirstProduce- 第六話



Pは、アホである。
そんな彼を、筆者は好きだ。
というわけで、今回のハイライトは十月の仕事でのプロデューサーの言動。


また、箱マス時点では珍しい、「おにぎり」について触れたコミュである「ある日の風景2」も通っていた。

プロジェクトアイマス内で売り出される過程で、個性として前面に押し出された「美希はおにぎり好き」だけれども、まだ箱マスの時点では、「ハシを使わなくても食べられる」からという、面倒くさがりの序盤美希ならではの理由が付随している。


美希の食べ物の好みはたいへん分かりやすい。
甘い物全般はたいへん好きであり、熱い物や辛い物など刺激物や生臭いもの、食べるのに手間がかかるものなどはおしなべて苦手。

つまり好き嫌いが激しい。

とりあえず甘ければ万事オーケーなので、チョコババロア入りおにぎりなどという発想が自然に出てくる。
ケーキは、ケーキよりも上に載っている砂糖の人形の方が好きだったりするらしい。

大方の予想通り、「他人に食べさせる料理」は食べさせた相手に致命的ダメージを与えること多数である。
これは、味覚が変わっているという以上に、「他人の立場に立ってものを考えること、及びそれを必要とする行為」全般を苦手とする美希ならではの結果と思われる。

「料理」はまさに、美希の精神的ウイークポイントが顕著に現れる表現ジャンルなのだ。

味見などしないし、塩と砂糖を間違えた物を出しても「あ、ひっくり返ってた?」と悪びれた様子もない。
美的センスの塊のくせして、見た目がでこぼこのおにぎりは気にならないし、「見ての通りショートケーキなの」と言って自作したケーキは、ハ虫類の干物クラスのビジュアル。

海の家の新メニューとして、かき氷に焼きそばソースと青のりをかける発想の持ち主なのである。



だが、まあ、ゲテモノでもいい。
美希が心を込めて握ってくれたおにぎりなら、何入りでも構わない。
プロデューサーに大いに同意しておこう。

(このあたりはまさに、娘の成長を望む父親の心境である)




次回はいよいよ、ランクDへ到達する。
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